「空の彼方まで ~愛の星になる~」について
「空の彼方まで ~愛の星になる~」についてですが、この題名の通り、この星の空の彼方まで愛の星にするにはどうしたら良いのか、ということを詩にしました…。
それは想うに、あらゆる人々が本質に戻ることではないのかと伝えています…。そして、愛する人、信頼できる方と共にそのような美しい世界が創り出せるのだと伝えているのです…。人類はこの何万年もの歴史の中で、ただただ分離することを習ってきました…。真実は一体であるのに、ひとつであるのに、敵味方、自分と他、競争、比較、争い、奪い合い、様々な分離を習ってきたわけです…。
そこから私達は、自分の本質である愛とは違うことをしてしまってきました。ですから本当の自分に出会うことがなく、自我というものと他というものを深く信じて生きています。そこから文明や文化、社会が生まれてきました。しかし、宇宙的には、また真実は、すべては一体であり、未知であり、ゆえに愛であり、神秘であり、この世でもなく、とてつもないものの一部であり、とてつもないものに抱かれている、またその子であるということが、真実であることでしょう。それを神と呼ぶなら、すべての人が神の子であるにも関わらず、分離を信じたために自分を信じられなくなり、自分を嫌いになり、自分が神の一部である、愛そのものであるということを感じられなくなってしまっています…。また、現実感というものが強まることで、メディテーション的な力も失い、真我に帰る、一体の中に帰る、愛の中に帰り抱かれる、神の中に抱きしめられるという経験が乏しくなってしまった人類は、この1万年とても苦しんできたことでしょう…。
それは、本当の自分を見失ってしまったからだと言っても良いのではないでしょうか…。
ですから、この詩は切に伝えています。本当のあなたに、本質のあなたに戻るなら、あなたはとてつもなく美しく、素晴らしいものであるのだと…。あなたはすべてとひとつの愛そのものであるのだということを伝え、詩っています…。
その本質へあなたが戻るならば、世界はまったく変わってしまうだろうと…そして、世界の闇も消えてしまうだろうと伝えています…。
人々の苦しみやつらさ、ありとあらゆるネガティブなものは、人類が分離から生み出した苦しみであるのだと…。一体のものが、そうでないと信じて生きていることはなにより苦しみです…。そこから、自らの本質に合わぬことをして、世界中が戦って、競争して争っているだけなのだと…。ですから、苦しいのは当然のことです…。
私達はそのことにつくづく気づくならば、全く新しい世界を生み出すことも可能であると、そのようにこの詩は伝えているのです…。
MARTH
2019年4月2日
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