人間の在り方について
Q:MARTHさん、私はもう20年も事業家をやってきました。
毎回MARTHさんのメッセージを読ませていただいています。
MARTHさん、真の成功や人間の在り方、そのようなことについてお話されています。
真に幸せや豊かさを手に入れるには、本当はどのようにしたらよいのか、どのようにお考えになっているのか、お伝えください。
MARTH:まず、古代のダビデ、ソロモン、イザヤ、また様々な人達に共通する成功の法則は、謙虚であること。自己拡大しないことであると伝えられています。
逆に、自我の傲慢やうぬぼれ、過信、そういったものは必ず滅びるというようなことが、古代ユダヤの教えに間違いなく読みとれます…。
私は小さいときから、父が、また祖父が、母方もそうなのですが、代々寺で、また神社で、千年以上も続く家系図が残っているような一族でした。
古代ユダヤの教えなのかどうかはわかりませんが、偉くなるな、すごくなるな、勝つな、要は自己拡大をするな、他を大切にしろ、自分の子供には厳しく、他の子供を愛する、大切にするというように育ちました…。
競争や比較、そのようなものを捨て去りなさいと、透明な心で、清らかな心で生きなさいと、つくづく言われ続けてきた子どもだったのです…。
最近知ったことですが、同じくイザヤナギィードの通った道のなかでの「久高島」というところが沖縄にありますが、その地の教えもそのようなものでした。
そして、18歳のときに、東大の先生がいて、その方は農学部なのに量子力学をとことんやっていたことで学校をクビになってしまったようで、名古屋の方へ異動しました…。
そして彼と共に、プリシアリゾート、量子力学を取り入れた、それを彼はπウォーターと呼び、その技術を使い、リゾートを生み出したわけです…。
しかし彼は、その量子力学を表に出さずにバイオというようなことにしたほうがよいと、私に教えました…。
そして彼から、量子力学をとことん伝授されてしまったのです…。
そのとき、つくづく感じたのは、親が教えてきた『自己拡大をするな」つくづく親からしつけられてきたというそのものと量子力学があまりにも一致するということに、大変不思議な気持ちになったことを、今でも鮮明に覚えています…。
どういうことかというと、素粒子の海の中、すべてはつながり、一体であり、すべては想念に影響され、また、この地は一者の夢である、また、分子は腐食酸化するけど、電子や素粒子、フォトンは腐食酸化しない、電子は分離を嫌い、分離感の想念があるとき、その軌道を乱す。
またエントロピーが増大するのは分子の世界であり、分子は原子により、成り立っているなどなど…様々なことを、18歳にして、学んでしまったのです…。
ですから、人間の分離感が何よりも問題だ、それによって、森は怯え、大地は怯え、草花は怯え、動物たちは怯える、分子は乱れる…そのようなことも…そして、細菌たちは低温核融合のちからをもつ…常温でも核融合ができる…それゆえに、草を食べている動物たちは肉になることができる…まぁ、このお話をしたら、きりがないのです。
そしてそこから私が学んだことは、自己拡大をすればするほど、分離を信じれば信じるほど電子がきれいに回らない、要は3.14 円をきれいに描かないということを学んだのです…。そして、その円の軌道を美しく回しつづける分子がある、鉱物があるということを知りました…。
今私が癒しということを仕事にしていますが、心のことにおいても、体のことにおいても、それがなにより大切だと私は感じています…。
そして、それは、世界中の精神を尊(たっと)ぶ人々のいう無我、またノーマインド等々とも通じ、古代のユダヤの人々の成功の法則ともつながっているのです…。自己を拡大しない、分離しない、他を愛する、他を大切にする、他を騙さない、他をきずつけない、それぐらいならすべて捨てて他へ移住する…。
そのような彼らの在り方、生き方こそ、真の成功の法であると、そう学んだのです…。
一体である、すべてはひとつである…。それゆえに、分離した思考、自我でいると、様々な問題やメッセージが自分に訪れて、自らの本質(ハイヤーセルフ)は自らを目覚めさせようとする、最終的に破滅してまで教えようとする、ということを学んだのです。
真の成功の法則は一体の気持ちで生きる、また一体の主体の手として足として、一体である創造の主体の望む道を生きるとき、そして、その子どもとして生きる。そこから人生を、愛(一体)を持って全力を尽くして生きるとき、迷いなく幸せがあるとなるのです。自我的部分として生きるのではなく、森羅万象、万物の全体の一部として、それを天の、また、それを神と呼ぶ人もいるでしょう。
その私たちを生んだ創造の主体と、ひとつのハートでこの宇宙を愛の想念の創造によって創っている。その主体、世界を創造によって創っているその世界の主たるもののその意志と共に生きる。その公務員であることに気づいて生きる。その手足となる。そこから天命を生きる。それこそが真の至福となると、感じてなりません…。
ですから、他と見えるものは自らであり、一体の仲間であると感じつつ、みながそれぞれ違った力を持ち、助け合い、力を合わせて素晴らしい世界を創る。それを成し遂げる…。
それこそが、本当の生きる道だと感じます…。
そこから生きるときにこそ、真に幸せや、繁栄や、持続可能な喜びや繁栄があると、今ではつくづく感じています…。
そのことをお伝えするために、私は今事業を行っているのです…。
MARTH
2019年12月22日
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