Last Resort

Q：質問です。私は公務員です。今、忖度(力にある意味媚びること)の問題が国中を騒がしています。忖度の苦しみ、つらさ、MARTHさんはどう思われておられますか？

MARTH：忖度ということは、力の強いものにみなが従う、ということであるでしょう…。

家庭の中でも、親戚の中でも、村の中、地域の中、県や国の中、世界の中で、力の強いものに忖度するということは、当たり前な普通なことでしょう…。それゆえに、そのことで人を責めることは、決してできません…。

しかし問題は、リーダーシップにおいて一体性（愛）がないということではないでしょうか…。そこに一体性（愛）がなく、純粋さ、愛しさ、思いやり、大きな心、そのようなものがないなら悲しみの世界であり、そこには万物からの支援はなく、逆に問題ばかりが発生してしまうことでしょう。それは誰にとっても損なことであり、ですから、そのことこそが何よりも問題なのではないでしょうか…。

そして、分離の（自我）世界の中で、力や、権力、支配、隷属はとても悲しきことですね…。しかし、強いものに媚びてゆくというのは、人間の、自我（分離）の宿命でもありました…。そしてそのことを解決するにはたった１点しかないことでしょう…。この地球、この世界の一番上のトップリーダーの方は、この世界、この星を美しく、すべての人々を愛し、幸せにしてあげなくてはいけません。

それは、いつでも天が、愛が望むことであるでしょう…。

もし、素晴らしき幸せな人生を望むのであるのならば、この世界のあらゆる国を支配する方がもしおられるのなら、その方が真からすべての国の民を想う愛の人でなくてはなりません。

その方が一体性を知り、美しい心に、本質に戻っていただき、世界を、世界中の人々を、万物のすべてを幸せにしたいと世界を愛するリーダーとなっていただく必要があるでしょう…。

また、国の単位で、一番の支配するリーダーがもしおられるのなら、その方が愛の人となり、誠実な愛と勇気に満ちた目覚めた人となり、一体性の中で真の正義を持って、愛しさを持って、人間だけでなく万物自然すべてを愛しむような、そのようなリーダーシップをとっていただかなくてはなりません…。

そのような、世界中の国を全部支配するような大きな力を持った王がこの地球にもしいるのなら、その方こそ愛の人にならなくてはなりません。その方こそが一体性の気づきを持った本来の美しきハートへ回帰しなければ、この世界は間違った人間のさがである忖度で病んでしまうことでしょう…。

ですから、そのような人がもしおられるのなら、今すぐにでも愛へ、一体性へ気づき、その方の本質に目覚め、万民を幸せにしていただきたく、願います…。

もし、世界の王の方が、また国の王の方が、様々なリーダーの方が愛で生きられないときには、その民も、そのリーダーも争いの中に滅びてしまいます…。一体性で目覚めて生きないときには、破壊や戦い、競争や比較で、この世界まで滅びてしまうことでしょう。

もし、他と見える本当は一体物を滅ぼしてしまうようなことがあるならば、地球の王をもしのぐ真の王である森羅万象、万物の支援が受けられなくなり、大変なトラブルにも巻き込まれてゆかれることでしょう…。この万物を司るその主体が支援をしてくれない上に、自らを愛ゆえに罰することとなるかもしれません…。そのとき、誰もが幸せになれません。世界を導く真のリーダー、そのような、この世界を支配する王がおられるなら、その方は万物の支援を受け、神々の支援を受け、愛の支援を受け、森羅万象の支援を受け、そして、愛しみと善良さと一体性を持って、世界中の民や森羅万象すべてを素晴らしく幸せにしていただくことを、切にお願いし、また、そう願ってやみません…。

分離の戦いや争いは、万物自然の中では苦しみしか生まないのです…。逆に愛（一体性）を持って生きるなら、万物の支援を得、素晴らしき人生へと、最高の素晴らしきリーダーへとなられてゆかれることとなるでしょう…。

MARTH
2020年3月22日