Last Resort

自我がない世界を創る必要はありません…。

人類は、自我（分離の恐れ）からの野心や念望の弊害を深く理解し、それを手放すことができれば、天からすでにもらっている素晴らしき愛や安らぎ、至福といったコズミックな計り知れない幸せを取り戻し、手にすることができるでしょう…。

そのときには、至福の力で分離感から生まれる恐れによる争いや戦いは、終息してゆきます。

自我（分離感）が、本来万物の至福の子がもつ美しき性質を、幼少時からの過度な恐れから失い、強く安定や安全を願い、乾き求めているなら、自己拡大、自我の高揚の偽りの喜び以外、本物の万物（神）の至福、安らぎ、安定や安全、素晴らしきものは、その時より決して起こってこなくなることでしょう…。

自我が一体に気づき、また、このことに真に気づき、日々自我の恐れから生まれ続ける念望である欲求を手放し、日々、何の安定も安全も求めず、自我の恐れからくる野心や念望をすっかり捨ててしまうときには、誰もが万物の子が本来持つ本当の至福や安らぎを手にし、その中で真に安定し、自らを扱えるようになり、真に安全となることでしょう…。

MARTH
2020年1月31日