Q:MARTHさんのこのたびのステージを見て、壮大さと、大きさと、悲しみを感じました。それは、いったいどこから来るのでしょう。
公開日:2018-11-16 20:12
Q:MARTHさんのこのたびのステージを見て、壮大さと、大きさと、悲しみを感じました。それは、いったいどこから来るのでしょう。
MARTH:
悲しみほど素晴らしいものはありません。この世界が腐敗し、
支配と隷属の悲しみに満ち、痛みに満ちています…。それを感じられるのは、胸に一体の心を持つものたちだけであるのかもしれません…。
世界が分離により腐敗してしまっていたら、悲しみを感じるのはとても大切なことです。愛があるからこそ、一体であるという感覚があるからこそ、そうでないものに対して痛みや悲しみを感じます…。本当は、この世界は愛に満ち、一体で、とわであるのです…。その上、未知で神秘の中であるのが、本当のリアリティであるでしょう…。しかし、そうではない分離感のもとに生まれた文明や社会であるとすると人類は、誰もが苦しみ、真の豊かさや成功、真の輝きや愛しさ、真の繁栄を失ってしまうのです…。この世界の成功や輝きは、儚い 滅(ほろ)んでゆくものでしかないのです…。
そして、自らを気づかせるために自らを罰し、自らを苦しめることでしょう…。そして、「気づけ、目覚めろ!」と、ずっと伝え続けるのです…。ですから、悲しみは素晴らしいものです。この世界がうまくいっていない、自らも…本当の質と違っているよ、もう帰ろう、本当のふるさと、本当の自らへと…。人間が自我化して、真のあなたの質と、あなたの神々しい、美しい本当のあなたではないよと、伝えているのです…。その悲しみは、本質が愛であるものたちの、何よりも尊い宝物だと、私は感じてなりません…。
MARTH
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