Last Resort

Q：MARTHさんにお尋ねします…。
MARTHさんは森羅万象すべてが一体であるというようにお伝えになられています…それにはどのような根拠があるのでしょう？

MARTH：私はあまり根拠という言葉は好きではありませんが…あえて言うならば、この世界は素粒子の海で、同じものでできているということがその根拠です…。そして、その素粒子は入れ替わることもできるのです…。

人類はこれからそれを見つけ出します…いや、もう見つけている方がたくさんいます…。

ですから、あなたはあなたではないのです。あなたは他の素粒子、今まで他の素粒子だったものに日々入れ替わることは、いくらでもあるのです…。

素粒子の海…鳥も花も虫たちも、ありとあらゆるものが一体です。同じ素粒子で出来ているのです。ですから、この世界は愛ともいえるのです…。本当は美しき愛の世界なのです。ひとつなる一体なる世界といえるのです…。みなが同じもので出来ているのです…。そのことを古代の人類は、よく知っていました。ですから、そんなことが当たり前だった時代は、争いはありませんでした…。

しかし今は、一体でない、分離だ、敵だ味方だ、バラバラだ、という分離レベルでの分子レベルの科学が世界を支配しています…。

人類はまもなく、量子レベルの科学に様変わりすることでしょう。そのようなときに、人類はこの世界が現実でなく、この世でもなく、すべては名づけただけであり、わかたれてなどいないと気づき、意味づけただけであることを知ることでしょう…。本当は、すべてがとわに未知で神秘のまま、永遠にいつまでも、ということも知るでしょう。

そして、すべてが一体であり、それは生まれたり、消えたりするようなもので出来ている素粒子の海であるゆえに、この世界はなにか途方もないものの、夢のようなものであるということに気づくでしょう。そして、その途方も無い夢のようなものを古代の人々が神と呼んできた、古代の人々が創造主と呼んできたことも…。

そして、それをなんと呼ぼうが構わないのですが、創造の主たるものを、夢の主たるものの、夢で出来たあらゆるものが、そして人もその一部分であり、そしてその人間の細胞がその人であるように、その部分部分はその神と呼ぶ。また万物と呼ぶ、創造主と呼ぶ、その夢の主、夢の本人の部分でもあるのです…。それゆえに、その逆にそれそのものでもあるともいえるのです…

それはまるで孫悟空の、仏がふっと吹くと沢山の五感を持った、それぞれ独立したようにみえる分子のような孫悟空が沢山現れるように、また素粒子の孫悟空が沢山現れると考えればわかることです…。

そのように、この世は一体なるものです…。

そして、その大いなる夢のもとは、愛ゆえに…根拠は今お話ししたとおり、一体であるということが根拠ですが…愛ゆえに、その人が創りたい世界は愛の世界に必ず帰結するのです…。

その創造の主は、ひとつなるゆえに愛の世界をこの地上に創りたいということは明白にわかります…。

そして、それを分離・分子レベルの世界のみを誤って信じた人々が創ることは非常に難しいことでしょう。

それゆえにその分離を信じてしまった神の子、創造の子、万物の子、森羅万象の子は、自らのミッションや自らの本質に気づこう、気づこうとしています。そのメッセージはあまりにも自我にとっては苦しいものであるのです…。

気づかせよう、気づかせよう、としているのは、神様のバチが当たったとか、ある意味それは真実でもあるのですが、本当は自らの神、ニューエイジが「ハイヤーセルフ」というような、本当の自らの素粒子が、自らに「気づけ、気づけ」とメッセージを送っているのです。

そのことに人類はまもなく、気づくことでしょう。

そして、そのような科学が進んでゆくことでしょう。そのときには人類は本当の真の平和を手にし、真の繁栄、真の成功を手にするでしょう。それまではすべてが一体であるわけがないと分離を信じているのなら、人間は自我にとってネガティブに見えるメッセージを、ずっと送り続けるでしょう…。

真に豊かに、真に繁栄し、真に幸せになりたいともし本当に願うならば、本来のあなたに戻る、本来の自己に戻る、愛であり、創造の主の夢であり、この世界の中の大切な役目を持つ、万物の公務員としてあなたが生きるときにのみ、あなたのすべての面倒は、万物そのものが立派にみてくれることでしょう…。

あなたを守り、あなたを育み、あなたを愛し、あなたを繁栄させることでしょう…。

そのことを深く知っていた古代の人々は、分離を超えた愛の世界を創るために、遠くから東の地へ向かったことも、真実であるでしょう…。その愛の国を創ることこそが、人々の最大の夢であり、万物の創造の夢であると、私は確信しています…。

MARTH

追伸

そして、それゆえに、私は世界中の企業や個人が、また世界中の国が、美しき未来に向けて、本質へ向かうと決めるなら、そのお手伝いをしたいと願っています…。

一体性の中から、人が真に幸せに、真に繁栄し、真に美しく生きれる、万物の本当のその人の姿、本当のミッション、その人の本当の本質で生きる美しさや正しさ、そこへ帰ると決めた美しき人々のサポートをしてゆきたいと切に願っています…。

いつまで自分の命が続くかはわかりません。しかし、この世界に生きている限り、そのことをお伝えしながら、そのことをサポートしながら、私はこの美しき世界での生を閉じたいと願ってやみません…。

MARTH