Q & A 腐敗した世界からの自由とは:ストーリーズ:MARTHのLast Resort

Q & A 腐敗した世界からの自由とは

MARTH
公開日:2019-04-06 20:02

Q:MARTHさんにお尋ねします…。

世界中に、差別で苦しむ人はたくさんいます…。

言われもないこと、嘘のこと、また、世の中が作ったこと…。

そのようなことで差別されたり、また国の違いや地域の違い…
そのようなことで苦しむ人々がたくさんいます。

私もそうなのですが、どのようにしたらそれを解除したり、幸せになることが可能か、MARTHさんのお考えをお教えください。



MARTH:

そのことについて良き方法があるとして、ひとつ思い浮かぶことは、昔の話ですが、「ソドムとゴモラ」という国が中東の方にあったそうです…。その国は大変腐敗した国でした。そこの王や官僚、様々なものは腐敗していて、この世の醜さのすべてを尽くすようなひどい状態だったそうです…。人肉を食べたり、ありとあらゆるアブノーマルなことをする、トップから大衆の人まですさまじく腐敗してしまったものを神が嘆いたそうです…。そして、救うべき人は本当にひとりもいないのか調べるために、何人かの神の御使いがその地、そのソドムとゴモラに入ったそうです…。あまりにもひどい惨状に、彼らは本当にびっくりしました…。そこでは、自らが神の現れであることをすっかり忘れ、自我から来たありとあらゆる腐敗、不正、あらゆる汚い、醜いことが行われていたそうです…。

かけらも正義、ひとかけらのJustice(正義)もなかったそうです…。
そのような世界を思い浮かべたらどうでしょうか…。

その世界で褒められたり、認められたり、そのソドムとゴモラの資格とか、そこでの差別を補うための地位や名誉とか、名声とか欲しいでしょうか。そのソドムとゴモラの勲章、そのソドムとゴモラの資格、出世、そんな腐敗したところであなたは出世したいでしょうか?そんなところでうまく生きたいでしょうか?

また、そんなところでケンカしたり、恨んだり憎んだり、戦ったりしていたいでしょうか?

そうです。そんなところでもし人間がいたら、さっさとそんなところから逃げ出したいのです。私はそのように感じます。さっさとそこから出てしまえば良いだけです。仮に肉体的にそこから出ていかなかったとしても、内なる世界は自由です。そこから出てしまえば良いだけではないでしょうか。

そんなところで人が笑おうが、けなそうが、差別しようが、そのような腐敗した国や人々に認められたり、愛されたり、褒められたりしたくないのです。そんなことをしようものなら自分もその同じ国の人になってしまいます…。

そこでスターになりたい、偉い人になりたい、権力が欲しいなどと想いますか?そこはとことん腐敗した世界なのです。そのように、自分のいる世を、この世界を想ってみたらどうでしょう。そうしたら、その世界で愛されたり、認められたいなどとは決して思わず、ぞっとする話であるだけです。そのようなこと、ひとつも必要ないのです。

ただ楽に、幸せにそこから去っていけば良いだけではないでしょうか。そこに二度と帰りたくないと想うだけです。

私はそのように感じます。腐敗した世界には二度と帰りたくないとただただ想うだけです。


どんなに誘われようと、どんなに頼まれようと、そんなところの賞は欲しくないのです。

腐った世界の、腐った社会の、正義のない、Justiceのない世界の、あらゆる名声はいらないものなのです。ソドムとゴモラのような腐敗した社会の地位や名誉も、その腐敗したところの証書も金券も、お金すら、腐敗しているのです。ソドムのその腐敗した人々が発行し、そしてその人達が借金という仕組みを作り、そして支配するのです。そして人々はゴモラに隷属するのです。そして気に入られようとする人たちがいるのです…。腐敗している世界です。気に入られる必要はありません…。

そのように考えたらどうでしょう。そのような時、差別だ、馬鹿にされた、笑われたなどという言葉はとても嬉しいことです。


「よかった~。ソドムとゴモラに嫌われた。やった!あっちいけ!いなくなれと言われた!やった~!助かった…」

もう、その人達に支配されないで済む、その人達に馬鹿にされたり笑われたりさえすれば、縁が切れる。新しい社会を創れる、善良な新しい社会に行けるということです。そのようにとらえたら、差別など大した問題ではありません…。それよりも美しく素晴らしい正義のある世界を創ることを考えられたらどうでしょう。そして自らも神の子として、愛の子として、美しい生き方、素晴らしい世界を創造する、それに力を注いだらいかがでしょうか。そのとき、人は真の安らぎや真の勇気や素晴らしさを手にできるような気がしてなりません…。

MARTH
2019年2月1日

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