Last Resort

Q:MARTHさんは、分離感を終えた心美しき人々が豊かにならなければならないということをおっしゃられています…。そのことを詳しく聞きたいのですが…。

MARTH：豊かさとは素晴らしいものです…。しかし、とかくニューエイジの方々や善良な方々は豊かにならないようにしようと、なにか間違った価値観を信じてしまっているのかもしれないと感じます…。

もし、善良な人々に豊かさがなく、豊かなリーダー的な人々が分離感が強ければ、彼らに支配され、隷属させられることになるでしょう…。

そして、豊かな人間、またはお金もちが悪い人間だというのも、ある意味ではこの分離社会のなかでは当然そのようになってしまうでしょう…。分離を強く信じた人たちが力づくで上にあがってゆくのなら…。

しかし、そのことで本人は大変な苦しみの中にいます…。信長やアッティラ大王のような、もっと苦しいことがいっぱい起こるでしょう…。

本当は神の子で一体の人々であるのに、そう思ってなく、分離を信じてしまっているからです…。

しかし、そのような目覚めてない人たちが問題であり、悪い人なんだと言うことは簡単なのですが、では豊かになってはいけない、お金持ちになってはいけないということが同じことではありません…。

豊かさほど大切なものはないのです…。しかし、真の豊かさは善良で一体性のある人にしか起きません。必ず滅びたり、苦しい家族になったり、苦しい社内になったり、ありとあらゆる問題を引き寄せることでしょう…。

それは、本当は神の子であるのにそうとは知らずに戦い、分離を信じて、争いを信じて、ケンカを信じて、比較劣等を信じ、ありとあらゆる間違いを犯していたとするならば、自らを目覚めさせようと沢山のブレイクダウンを引き寄せることでしょう…。沢山の問題を引き寄せ、気づこうとすることでしょう…。

ですから、お伝えしていることは、人類には真の豊かさが必要で、美しきハートを持つ真のリーダーたちが沢山必要であるということであるのです…。それには分離の価値観から出た人々が何より必要だと…。そして、その人たちこそ真にリーダーになるべきだと、その人たちこそ、世界のリーダーシップをとってゆくべきだ、とお伝えしたまでであるのです。分離感が激しくて、勝ち負けやケンカ、競争、自己拡大、自己主張、他を滅ぼす、他に侵入する、他を奪う、そのような一体の素粒子の海の中、それに合わない価値観の人が豊かになってもすぐにだめになってしまうかもしれません…。

ですから、愛に戻った、本質に戻った素晴らしい方々がリーダーになってほしいのです…。そしてこの世界をリーダーシップとってほしいのです…。美しい神々が喜ぶような、天が喜ぶような、そんな世界を創っていってほしいのです…。そのような人々こそ、豊かになるべきです…。

そして、「金持ちは悪いんだー」と今まで言ってきた人たちは、もうやめていただきたいのです…。お金もちが悪いのでははなくて、分離が問題なのです…。

分離の人が金持ちになるというのは、自らを罰するという意味で良くないでしょう。なぜなら、繁栄も一時的であるからなのです…。自らを目覚めさせようとする作用が働くからです…。ゆえに、皆さんが彼らをやっつけなくても、彼らは自らを滅ぼします…。また、そのような戦いを彼らに挑むなら、その分離感であなたも滅ぶでしょう…。

どちらにしても大切なことは一体性にあるのです…。愛にあるのです…。この世界は神々の夢のような世界です。愛の世界です。

愛の世界を創るために、みなが力を合わせる、お互いに一体物なのです。ひとつであるのです。それゆえに、そう生きなければ本当はならないでしょう。誰もが、あらゆる分子が一体の愛（素粒子）で出来ているのですから…。あらゆる戦いは、そのとき終わってゆくでしょう…。美しきハートの人々、一体性を持った人々が天から愛され、万物から愛され、素粒子の海から愛され、豊かになり、リーダーとなって民を守り、幸せになることこそ、本当の未来の地球です。私はそう感じてなりません…。

MARTH