【Last Resort】質問:この世界を愛ある社会、世界に変えてゆくには?
この世界を悪くしたものは何かと言えば、分離感からくる恐れや苦しみ、戦いからのつらさや痛み、そういったものに人類が触れ、その恐れから今度は競争や比較、争いや戦い、また劣等や優越、そういったところからみなが苦しんだことが最初の原因となったのでしょう。そこからその憎しみやつらさのために人類を支配しようとした人々が生まれ、その人達は一体であるということを知らなかったし、ひとつであるということを全人類も知りませんでしたから、彼らは支配する、また、わからないように操作する、される、そういったことの世界を作ってきたと思います…。
そして、彼らはそれを金銭というものでわからないように支配してきました。豊かになりたい人はその誤ったものに従わないとなれませんでした。そして世界は豊かになりたい、お金持ちになりたい、地位や名誉が欲しい、権力が欲しい、そういう人達はそういうようなものに従わなければいけなくなりました。
ですから、マスコミも含め、様々な権力機関、国家等がそれに利用され、高次な意識や愛を失い、善良さも失ってきました…。みんな豊かになるにはそれしかないのだと思ったからでしょう…。しかし、ここに来て世界は変わり始めています。それは、善良な人が豊かになる。正しい人、一体感のある、ワンネスの気持ちがある、そういった人々が事業を起こし、人の心やからだのためになる、全人類のためになる、動物たちや花や鳥、大地やあらゆるもののためになる、また、人々がみんな幸せになる世界が生まれ始めています…。そのためにオーガニックなものや、また本質的なものによって、(人類を滅亡させようとか、人を殺して減らしてしまおうというような勢力ではない)人々が成功し始めています。それが最大のポイントだと私は想います。本質的な愛を持った豊かな人でなければ、初めに幸せでなければ本当の幸せや持続可能な豊かさを持つことはできない、という法則に全人類が気づくべきだと想います。幸せになるには花咲かじいさんになるしかないのだ、ということを全人類が知ることが大切です。そのためには本質的で真に社会や今までの腐敗したものから非難されたり、ダメだと言われた人たちであっても、その人々がオーガニックだったり、人々のこころやからだに本当にためになる本質的なものを創っていたり、本当に素晴らしいことをやっているならば、その人達が成功して見せて、また、そういった人々が豊かに暮らせるというところを見せて、沢山の花咲かじいさんが出た時に初めて、みんな花咲かじいさんのように生きようと、それが得だ、それが幸せだ、それこそが本当に豊かになることなのだということを見せることが大切であるでしょう。そのような人が沢山現れることが、善良で本質的なことをやったらあんなに幸せになれる、あんなに豊かになれると確信を持てる仕組みになると想うのです。悪いことをした人たちがお金持ちになり、権力や地位や名誉を得られるのならば、誰も良い世の中を創ろうとしません。私はそう想います。ですから、和尚・ラジニーシが言ったように、〝ゾルバ・ザ・ブッダ”豊かな人、そして仏性を持っている人、仏性を持っているからこそ豊かになるのだ、仏性がある人ほど幸せになるのだとわかったら世界中みなが真似をするし、みながそう生きようとして、世界は善良になってゆくのではないか。そのように私は感じてなりません…。
※コメントは承認後に掲載されます。