古代からの伝承でひもとかれる 日本の素粒子の秘密とは
Q:質問です。私は大学で 素粒子の研究をしている者です。だいぶ昔からMARTHさんの講演やその他のことに、触れさせていただきました。
そこでいつも気になることは、MARTHさんが、素粒子は分離を嫌う。フォトンが一体に溶けることを愛する。そのようにおっしゃられていたことがとても気になりました。私は、ある実験から、MARTHさんのおっしゃられるそのことが、本当ではないかと感じていることがあるのです。どのような見解からあなたはそうおっしゃられるのか、知りたいのです。
MARTH:
先生、日本の秘密、古代から“和する”ということがあります…。
縄文では、ただのひとつも争い、戦争を発見できません。
古代ユダヤの人々も、東の地をまるで和する心のふるさとを目指すように帰ってこられました。沢山の伝承から見えてくることは、古代の人々が一体性(和)を何より重んじていたということです…。逆に言えば、分離を何より彼らが嫌っていたということでもあるのです…。
そして、もっと時をさかのぼり、今の私たちが「超古代文明」と呼ぶような中で、私たちはある大切なメッセージを見つけることができました…。それは、古来中東では「ラス・トラー」と呼ばれていた石版に刻まれた、霊感の書とでも訳すのでしょうか、古代に刻まれたメッセージなのです…。
それは、古代ユダヤのものよりも更にはるかに古いものであると思われ、そこには、この世界のすべてのものは一体であり、それらはとわに未知であり、神秘であり、その上、そのすべてのものは想念によって作られているという教示です…。そこからひもとけることは、超古代の科学レベルは量子的であっただろうと推測されるのです。
そして、そこに記されていることこそ、先生がおっしゃられた、それこそが古代日本や超古代の秘密である。素粒子は分離を嫌う。フォトンは一体に溶けることをこよなく愛する。というような記述です。若き日、私はそのことを知り、そのことをしつこく伝えるようになりました。
もし、そうであるなら、人類の争いや戦いは、この世界で生きる私たちにとって非常にマイナスなことであり、それぞれの人にとって、人類にとって、またグループにとって、大変な問題であるということが理解できます。
このことは本当に世界中の量子力学的科学者の方たちがとことん調べてゆかなければならない、大きな問題点だと私は思いました…。
もし、素粒子が一体ゆえに一体でないことを嫌うのであれば、またそこから、罰するということが生まれてくるのであれば、うなずけたり、ひもとけたりすることが沢山あると感じました。身体だけでなく、思考すら電子であり、素粒子であるのですから、私たちがずっと古代から、大昔から言われてきた“バチ”というその性質も、科学的にひも解けます。このことが何より大切です。
科学的に、もしバチということが真実であるのなら、それは素粒子で、本当は愛でできている自らやその思考が、また、すべての人がそれを知らずに、分離感にさいなまれ、一体で生きれない。愛で生きない。ひとつで生きない。他と戦っている。他と信じ、攻撃している。隔たっている。対立しているという悲しみを意味します。
そのときには、自らの成功や、幸せや至福、愛や本質、美しいものすべてを失うかもしれないという大きな大問題であるかもしれません…。
どんなに働いても、どんなに頑張っても、がむしゃらに戦っても、どんなにいろいろな手を使っても、滅びてしまう。
古代の王たちがみな滅び、みな成功を目指したのに、最後には滅び、成功しなかった。戦いに次ぐ戦い。企みに次ぐ企み。他を滅ぼそう、他をやっつけよう、対立に次ぐ対立。大きな支配する力を持ったまま、みな終わっていった歴史。そのすべての事柄を、その研究は今までの人類の在り方をひっくり返してしまうだけの大きな気づきを持ち、もし、その研究が本当に分離対立を拒むことができたならば、人類は、真の成功の法則、真の繁栄の法則、真の喜び、真の幸せを科学的に見つけることができるということに、他ならないからです…。
私はそれこそが、今の人類を本当に救うものであると、確信しているのです…。
万物が愛で一体で人類があり続けるための、まるで安全ベルトのように、素粒子レベルではすべてが一体で互いに愛しみ合っているということであれば、バチの秘密、真の繁栄や至福、成功、真の喜びや愛しさ、真の幸せの秘密も、そこから生まれることを感じさせます…。
ですから、先生方みなさんに、ぜひにそのことを実験により、確実に科学的に、本当にそうであるかどうかを確かめてもらいたいのです。
それが日本の、世界の人々に贈ることのできる一番重要な、古代からの大切な愛する友へのギフト、愛しき秘密であるからです…。
MARTH
2020年4月17日
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