Q & A 世界の腐敗の最大の原因とは
Q:MARTHさん、最近世界を見わたすと、つくづく腐敗しているなと感じてしまいます…その腐敗の最大の原因はなんだとMARTHさんはお考えですか?
MARTH:それは古代に、この世界が一体でないということを信じた人々が増えていったことではないでしょうか…。最大の原因は、その分離感から自我が強まってゆき、比較、競争、戦い、そのような分離からくるありとあらゆる呪わしきことが起こってきた、というように私は感じます…。
古代の秘密とされてきたことや、様々な古代から残されてきたものの中に、素粒子の一体性としか思えないような記述が沢山残っています…。しかし残念ながら、それはそのリーダーたちにしか、あまり理解されていなかったようにも想えてなりません…。
要は簡単に言えば、古代の科学は量子力学的だったと、感じるのです…。
古代には、量子力学的な科学があり、その科学を知ったリーダーたちが民にそのことを伝えていったというような感覚が持たれてくるのです…。それこそが、宗教性(一体性)の始まりだったのではないでしょうか。
どちらにしても、一部のリーダーしか、一体であることを知らなかったのだとすると、ゆゆしき問題につながるのは当然のことです…。
今は、このようなコンピューターの時代、私は昔、アップル(コンピューター)ジャパンという会社の副社長をしていましたが、あの当時はこのような世界が来ると私は思いませんでした。ジョブズはきっと知っていたのでしょう。
このようなインターネット社会のなかでは、支配するとか上に立つとか、下に立つのではなく、あらゆる情報があらゆる人々に公平に伝わり、世界中の子どもたちにも伝わってゆく時代です。
もし、一体であるという科学が世界中に伝わってゆくのなら、それが素粒子レベルで間違いない科学であるということであるなら、世界は愛と平和に満ちた素晴らしきところへと変容することでしょう…競争や分離感で、精神的世界の人々ですら失敗してしまったことが、人々がみな一体性に気づき、目覚めることで素晴らしい気づきの時代が可能になると感じます…。
素粒子レベルではすべてが一体である…また、その素粒子は想念によってできているのですから、そこに創造の主体がある…ということも非常に考えやすいことです…古代の様々な状況を見てみると、そのように感じていた、そのようなことを知っていたとしか想えない記述が沢山残されています…。
この世界は科学的に一体です…。同じ原子、素粒子によって、その並べ方ですべての分子ができています…。
ですから、私たちに見えるものはすべて、分子と言われているものはすべて、また、電子というものも含めて、一体の和した素粒子の海と言ってよいのです。すべては一体物だと言ってよいでしょう…。
一体物であるのにそれを知らずに、形が違うと、分子レベルで物を見てしまい、競争したり、比較したり、戦ったり、支配したり、されたり、劣等したりするのはやむなきことではありますが、非常に損な愚かなことだと感じます…。
なぜなら、万物は(一体の素粒子の海は)すべての分離を許さないでしょうから…ですから、人々は、そのような自らを責め続ける自縛から自由になる時代が来た、それが量子力学的気づきの時代であると、感じます。
人類が一番問題だったことは、一体でないという勘違いであり、敵がいる、他がある、というところから自我が強まり、恐怖が生まれ、そこから人類が今も苦しんでいる、その恐怖のために戦い合っている、比較する、勝とうとする、支配しようとする、されようとする、劣等する、そのような世界が展開し、私たち人類を苦しめ、そして、それに対して素粒子の海は、目覚めなさいと、一体であるのだよと、気づきなさいと、私たちの素粒子自体が、私たちに伝えてきます…。そのことで、今世界中がいくら左脳的に、思考的に分離を信じ、その自我を勝たせようとしても、暴力や策略で人々を支配しようとしても、そのメッセージによって滅びてしまうということが起こってきているのではないかと感じます…。
今人類はそのことをとことん研究しないでいるなら、真の成功や繁栄、持続可能な本当に素晴らしき真の豊かさや真の幸せが来ないかもしれない、というように感じてなりません…。
そのことを、なんの団体も作らず、なんの組織も作らず、世界中に伝えてゆくことは、あらゆる人々の本当の使命であると、感じます…。
MARTH
2019年12月8日
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