Q&A: 物質的には豊かなのに、なぜ苦しいのでしょうか。:ストーリーズ:MARTHのLast Resort

Q&A: 物質的には豊かなのに、なぜ苦しいのでしょうか。

ラストリゾート運営
公開日:2018-12-02 20:21

Q:MARTHさんに質問です。私の友人に大企業の役員になって高収入な人がいます。彼は、幸せじゃない、つらい、苦しい、といつも口ぐせのように言っています。ちょっとうつ病にもなっています。物質的には豊かなのに、彼はなぜそんなに苦しいのでしょうか。


MARTH:
それは別に、エグゼクティブだけの話ではありません。ホテルで掃除の仕事につく方々にしても同じことでしょう…。なぜなら、本質的に目覚めてない、分離の恐れと戦いにさいなまれている方々に雇われていれば当然のことではないでしょうか…。この世界は、本当はすべて本質的な愛の世界です。誰もが本当の本質は愛の人々であるのです…。それゆえに、誰もがひそかに、分離感のもと自我化した、愛や本質で生きない自らを罰しています。それは、本質(愛・神聖さ)に戻らない限り、ずっと苦しみがつきまとってしまうように、この世界は愛と正義に向かうしかないように、うまくできているのではないでしょうか…。それが無くなったら、この世界はもっと闇となることでしょう…。

美しい人、素晴らしい人ほど、より真に正しさから豊かになろうと様々な事業を編み出したり、様々なまっとうな、人類のためになる製品を発明しなければなりません。素晴らしいことをして、一体性から活躍しなければならないことでしょう。本当は本質、愛の人が殻に閉じこもり、それをしていないと、きっと、苦しくてつらいのです。ましてや、自らの愛の本質に合わない自我の考えから、恐れの分離感を信じてしまった方たちの手下になってしまって、まして、その人たちに殺されようとしたり、その人たちと戦ったりして、心の地獄の中にいることになるかもしれません…。

もし、輝いて生きたいのなら、本質へ帰っているリーダーの元へゆくか、自分が本質のリーダーになって活躍するしかないのかもしれません。そして、本当に美しく豊かなものを生み出してゆく、真に素晴らしいものを、それを仕事とする。また、その人たちと共に力を合わせて新しい世界を創る…。それ以外に、私たち人類において本当の至福や幸せは、来ないのかもしれません…。

なぜなら、この世界のあらゆるものや人が本当は神であり、万物であり、愛であるからです。それは素晴らしいことです。その事が歯止めとなって、世界はまだこの状態を保っていられているのです。


この世界が完全に破壊される前に自らの神聖さが自らを滅ぼす前に、自らの愛が自分をダメにする前に早く気づきを持って、素晴らしい世界を創る人々と共に、活躍していってほしいのです…。また自分で素晴らしい事業を編み出したり、人類のためになる、人の命、万物の命を大切にできるような、すべてが神々が望むような世界を創る人となることでしょう…。そのときはじめて、幸せと至福と、勇気や愛が何であったか、私たち人類は知るのではないでしょうか…。

そして、そのような純粋な人々は、今の腐敗した分離社会の中では、なかなか簡単に豊かになったりできず、邪魔されることもあったりもして、簡単に成功したりしないかもしれません…。しかし、それでもなお、みなで力を合わせ、本当に幸せな世界を創る、豊かな世界を創る、みなで力を合わせるときが来たともいえるのです…。


それができないとすれば、人類はずっとエゴの分離や競争、戦いを信じた誤ったリーダーたちと生きることとなり、それが不公平だ、格差だと言って、自らはリスクから逃げ、人のせいにし、ケンカをして、争っても、より苦しくなるだけであり、分離するゆえに、より争いを増やしてゆくだけにすぎなくなることでしょう…。それゆえに、間違ったことを仕事にしてまで生きる気などない、また、本質からそれてしまった人々の一味となって豊かになどなりたくない、という自らの本質に合った生き方の人々が、沢山増えなくてはならないことでしょう。決して、「食えないから仕方ないのだ」と自らの愛に合わぬことを言ってはいけないのです…。

真の万物の子としての責任の中、自らが立ち、自らがリーダーやサポーターとなり、自らが経営者となり、また、美しき心の政治家となり、自らが善良な企業や役所の素晴らしいリーダーとなり、不正を嫌う本質的リーダーとなって、みなで豊かに幸せに食べてゆける世界を創る義務が、私たち人類にはあるのです…。そのときには、自我のリスクこそ愛となり、みなが幸せになり、みなが豊かになる世界が、きっと創られることでしょう…。

MARTH


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