Q & A 真に愛のある実業とは
Q:MARTHさんにお尋ねします。
今、世界は大変な混乱の中にあるように見えます。今まで支配してきた人々や嘘に固められたマスコミが滅び始めているように見えるのですが、それは正義の人がいっぱい現れたからなのでしょうか。
MARTH:正義とか悪とか、そのような分離はますます攻撃や戦いを生み、滅びを生んでしまうことでしょう…。なぜ、今世界の支配構造が終わろうとしているかは明白です。そのような戦いからではありません。どちらが勝ったとか負けたということではないのです…。それは、民のためとなる愛のある真実の実業がこの世界になくなったという、ただその一点だけであるでしょう…。
他の理由ではありません…。世界のリーダーの方たちが愛のある、人類が求める、真にためとなる、民にとって大切な素晴らしく楽しい事業を、また、大企業や実業家たちが本当に人類のためになる、愛のある素晴らしい実業をしていたならば、この世界はきっと素晴らしくなっていったことでしょうし、そのリーダーの方々も繁栄したことでしょう。これからもそうするならば、いつでも、今からすぐにでも素晴らしく繁栄してゆくことでしょう…。
しかし、世界のリーダーたちに自我(分離)世界のつらい過去の経験からくる人類への憎しみ、苦しみ、つらさから生き、事業を営み、民にとって悪いものを作るところに金融やサービスをするものが増えてゆく場合、その本体である実業が、誰もほしくない、買いたくない、もしそのように企業が体や心に悪いものを作る、ということになってしまえば、その憎しみから生まれた事業を隠さなければならない役目の宣伝の力が衰え、真実が明るみになれば、滅びてしまうのは当然なことではないでしょうか。それには、インターネットが真実を伝えたことが何より大きな要因になったことでしょう。
ですから、この世界を救ったのは、もしかしたらジョブズやITの人たちなのかもしれません…。力を持った支配の人々が民にわからぬように、自分たちをよく見せることが出来るマスメディアを重視してきたことも、残念なことですが必然なことなのです…。
また、宗教やそういった価値観というものも大切ではありますが、それだけでは世の中は良くなりません…。
世の中には正しい人々を真に良くする本物の実業が必要なのです。人々にとって真に大切なものです。人類が本当に真に求めるもの…私は、それゆえに、癒しの事業家でありたいといつも願ってきました…。人が真に健康に癒やされる、真に豊かに、そのような真実のものが大切だと、愛する人をガンで失ってつくづく想うからです。今こそ、人々がそこに気づくこととなる時代であるでしょう。
もしその美しくうきうきするような、豊かな感覚を持った実業がなかったとしたら、人々は真に必要で、絶対欲しいものがきっとなくなってしまうことでしょう…。
そして、嘘を発信する人々が弱まり、悪いものが売られているということに人々がもし気づいてしまえば、それを誰も買わなくなることでしょう。そうなると、そこにお金を貸している銀行や、そういったものをヘッジしている、そういったものを推進し、守っているものが滅びてしまうことは必然です。なぜなら、当事者である真の実業を担わなければならないはずの企業が滅びるからです。ですから、悪いことは決して自らのためにしてはならないのです…。
この世界は本当に人類のためになる、人々のためになるものを、そして人々が真に気づいたときに真に欲しいと想うものが何より必要です。そして、その最大の障害は人のトラウマなのです。それが終焉してはじめて、そのような美しき愛のあるものを生んでいる企業に金融機関が融資をするということが可能になります。善良な愛ある企業を支援しなければ、当然、支配していたはずの金融は利益を失い、滅びてしまうのです。
それは、人々が求める真に素晴らしい実業を営んでいる企業がなくなってしまったということであり、それゆえに繁栄できなくなったのです…。世界中の企業に繁栄しない民のためにならぬものを売るということをさせたとしたら、滅びてしまうのは当然です…。
そしてその元は恐れです。人々が恐れや恐怖、怒り、長年の憎しみといったところから、地位や名誉やお金だ、というようなものにどんどん偏っていったら、そこから生まれた成功は、自然な善良なことをして、素晴らしいことをして自然とそうなった繁栄ではなくて、恐れや怒りから地位や名誉やお金、そういったものだけを求めて行動したために、真に大切な実業が伴わなかったということであるのです。そして、愛ある喜ばしい実業がないなら、人々が目覚めだした今、真にほしいと想うものがなくなってしまいます。
そうすると、そのような実業であったものが滅びていってしまうのです。
それゆえに、それをサポートする金融機関やサービス企業は同時に滅びてしまいます…。世界の支配構造が今劇的に変わろうとしているのはそのためです。善と悪の戦いのためではないのです…。これは人類の自我世界の本当の苦しみであり、その終焉へ向けた、大きな乗り越えなければならぬ試練なのです…。そして、その支配構造の方々が愛よりも、恐れや差別への長年の怒りを心の中心に置き、物事を考えてしまった悲しみにつくづく気づき、真から心を変えて、その方たちが愛から人生を考え、民が真に健康になり、真に平和になり、真に愛を持つような、そのような事業、そのようなものを育てようと決め、そのようなサポートに力を注ぐならば、真の愛ある、真に繁栄する美しきリーダーと今からでもなってゆかれることでしょう…。どうしてもそうならなければなりません。私たちは同じ星に生きているのです…。
MARTH
2019年4月23日
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