Last Resort
“MARTHの作品”へのみなさんのレビュー
もう一度、真実の道を歩いてみようと思うとき、「ゆるし塾」はその背中をそっと押してくれる、そんな書だ。
株式会社アイウィルビー 代表
松前 兼一 様
- レビュー作品名
- ゆるし塾 逆境の詩
毎朝の朝陽を浴びながらの散歩ほど、ゆるし(緩し)の時はない。つらく苦しかった昨日は終わり新しい今日という新しい命が与えられたのだ。そんな気持ちにさせる朝の散歩。ゆるし(緩し)ながらの散歩を終えると、自宅の瞑想ルームに直行。地球と宇宙のエネルギーに満たされた散歩のあと、さらに瞑想の時を持ちながらすべてとひとつになっていく。それは何ものにも代えがたき大切なとき散歩のとき…瞑想のとき…耳に流れるのは、いつもMARTHの美しい旋律。私は無意識のうちに、私をもっともしあわせにする大好きで心地良い音を選んでいた。それがMARTHのだとも気づかずに…愚かな自分をゆるし(赦し)弱き自分にゆるし(許し)を与えカラダをゆるし(緩し)、緩めることができるひとときにはかならずあの音楽と共に在る。私の親しい友人を通じてリラックスの語源は自分を許すと知ったとき許せない時代の長さとリラックス出来なかった理由を知った。自分のことをつねに父の目で見ていた長き過去。それはいつも叱咤激励の日々だった。いつのころからかMARTHの曲とともに、自分を眺める目は、母の眼差しとなった。そんな自分が愛おしかった。「ゆるし塾」で表現されている世界は、私にしなやかさを与え…たおやかさを授け…のびやかなカラダと息の深さを教えてくれた。私事だが私の孫の名は、Lukeと言い、Isaiahと言う。聖書読みでは、ルカとイザヤと呼ぶ。私は、「ゆるし塾」の言葉の中に、ルカとイザヤの愛を感じるのは、私一人だろうか。もう一度、真実の道を歩いてみようと思うとき、「ゆるし塾」はその背中をそっと押してくれる、そんな書だ。ていねいに一歩一歩歩いていきたい。そう思えてくる。