Last Resort

株式会社コンフォート　企業理念

当社は、『人類の美しき未来を創る』という強い想いをもって、今から30年以上も前に起業したグループ企業の中の一つです。

若干26歳にして史上最年少一部上場企業の役員となった当社創設者は、とある大手住宅メーカーと手を組み、日本で初めてリゾート会社を一部上場した、日本のリゾート業界の草分け的存在でもありました。

また、彼はいくつかの上場企業のオーナーともなり、またその美しいデザインと秀でた機能性で世界を凌駕する米国一のIT企業の日本の副社長でもありました。
飛ぶ鳥を落とす勢いの眉目秀麗な青年実業家は、当時、数多くの大企業の会長や社長、大実業家たちに愛され、多くのことを学びました。

中でも、彼ら成功者が一様に語っていたのは、逆境の時こそチャンスがやって来る、みずからリスクを引き受けて、愛と正義をもって全力でことに当たるときにはじめて道が拓けるということでした。

そして自らも、22歳の時、予定地の島民たちの支援を受け、神様との約束のリゾートを独力で創設したのでした。
しかし、その後、創設者は地球や人類に貢献する企業以外は上場企業としてそぐわないと発言し、物議をかもしました。
また、あることをきっかけに大きな気づきを得、そうあれないならば、地位も名誉もすべていらないと捨ててしまうほどでもありました。

何をして、誰もがうらやむほどの社会的成功をおさめた若者にそう言わせたのでしょうか‥。その一切を捨てさせたのでしょうか‥。
それこそが、このラストリゾートというウェブサイトの存在理由なのかもしれません‥。
それこそが、人類が待ち望んだ「真の繁栄の法則」であったのかもしれないのです‥。

自と他が分かれていると信じた分離社会（自我社会）は、今やその勢いはピークに達し、その様相を深めています。
支配するものとされるもの、その戦いの連鎖は、ずっとこの世界を覆い尽くし、人類を苦しめてきたようにも見えます。
しかし、アレクサンダー大王やナポレオンなど古今東西の王や権力者たち、その王国や、政権が一旦は成功し、繁栄したように見えても、長続きせず、やがては滅亡しました。

当時、当社創設者は、若くして大企業の内部事情を知るにつけ、本当はライバルであるはずの他社の社員とは仲が良いのに、同じ社内の派閥争いや内部分裂が絶え間ないことを見ました。
当然エネルギーは戦いに費やされ、そこには物質的繁栄も幸せもありませんでした。

そんな中、彼が得た気づきは、たとえ、地位や名誉やお金をこえて、和や愛があるところにこそ、真のしあわせや繁栄があるということでした。
それは、実業界の先輩たちから教わったことにあい通じるものでした。

翻って、仮に分離社会の戦いの中であっても、その法則は続いていると感じていたそうです…。
戦いの世界の話ではありますが、戦国の名将と言われた毛利元就が、かの有名な戦、厳島の戦いで勝利したのも、それまでのように周りの大大名たちの顔色をうかがって、やむなく戦に出るのではなく、そのとき真に民を守りたい、平和な世界を築きたい‥という切なる願いから、背水の陣を敷いて、戦いに臨んだからだといいます。

2万の兵に対して毛利で2000しかいない、まったく勝ち目のない戦いでした。
しかし、そこに和や愛や正義があったからこそ、多くの人々が彼の味方につき、勝利をもたらし、やがては彼を大大名にまで押し上げたのだと‥。

「リゾート」という言葉の語源は、もともとギリシャ語に由来し、リ・ゾート‥行ったきり、二度と戻らない‥それほどに愛しく美しい楽園に旅立ち、彼らは二度とふたたび戻ることがなかったのだと言います‥。

当社創設者が、若くして得たあらゆる富や成功を捨て、手に入れたものこそ、真のこころのリゾート（真の宇宙の法則）であったのかもしれません‥。
世俗の醜いものに巻かれることなく、その純粋な志を貫き、魂を清く保ち続ける場所、たとえ、奪われても奪うことなく、嘘をつかれても言い訳ひとつせず、それを背負っていった人々、そして、愛を貫き、和するところ、すべてがひとつである宇宙の真理にそぐい、それを体現して生きる領域、そして、本当は誰しもがそこから生き、豊かになる楽園‥それこそ、最初にして、最後のリゾートであるのかもしれません‥。

そして、そこから、当社のヴィジョンは生まれ、そこに立つ音楽やアートをこころ美しき人々に提供することこそが、当社のミッションであるのです‥。

そのアーティストの一人、MARTHはこう言います‥。
分離感こそ、人類の最大の問題です、と‥。

すべての人たちが自我から来る恐れにとらわれ支配すること、されること、隷属するといった分離の世界ではなく、かつてこころ美しき人々が争いをさけ、かの約束の地へ旅立ったように、自と他の分離感を越えて(自我の終焉へと向かい)、すべてが一体である文明(真のリゾート)を生みそこに還ること、その平和で愛と正義に貫かれた楽園に行ったきり、もう二度と戻らないときにこそ、万物に愛され真の繁栄の花が咲くのだろうと伝えています‥。

現在、世界中の企業が形式的には、地球人類に貢献することが当たり前になってきている時代、これからますますその波は加速化してゆくことでしょう。
しかしその時、当然本物が求められてゆくことでしょう。

当社はその中でも人々の心や身体の真の健康、未来の人類の真の幸せを願って、和をもって‥愛をもって‥本気で貫いてゆく企業でありたいと切に願っています。
なぜなら、それこそが、真の宇宙の法則にあった生き方であり、人類のラストリゾート‥。

行ったきり二度と戻ってきたくない‥それほどに愛しく、それほどに美しいこころの永遠のサンクチュアリーであるからにほかならないと感じているからです‥。